逆境の法則九州ベンチャー大学 カヤノ氏日記より・逆境の法則 中学生の頃、父と山へ。途中、伐って間もない大木の切り株が並ぶ。年輪の芯はどれも北側に寄る。父は語る。南風と太陽を受けて育った側は肉づき豊かで輪の間も広い。だが、北風と日陰の側は寒さと戦い幅は狭い。だから芯は北側に寄る。そこから父は思いを語る。木は用材になると南北の比重が変わる。恵まれた南側は板になる。だが、柱になるのは厳しく育った北側の方。人も同じ。逆境で生きたものは“柱”になれる。「人間、苦労はムダじゃない」。この言葉に父の生き方を学んだと語る。子に良い影響を与え続けたいものだ。2002年04月21日 /1938年生まれサンネットさんの日記より |